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実践装画塾OSAKA修了装丁展

装丁家であり、元日本図書設計家協会会長 宮川和夫先生による「実践装画塾」を受講しての修了展です。

大阪で、装丁塾の開催は希少で、とても勉強になりました。

課題図書「ぼくの鳥あげる」
「100万回生きたねこ」で有名な佐野洋子先生の著書です。

今回、装画塾で初めて「装画とは」を学びました。本当に基本から全くわかっていませんから全てが新鮮で、面白かったです。
でも、いざ作品を作るとなると 正直難しかったです。

「私の感想」を描くのではなく、「読後感、全体イメージ」を正しく伝える。
装画と挿絵は違うというのを念頭に、説明的にならず、、
描いてはダメ出しされて、受講1回目〜4回目でだんだん絵が変わりました。
そんな経過も、一緒に展示しています。

私自身、本が好きで、本屋では2〜3時間潰せます。購入する本を厳選するのに時間がかかるのです。
本は、装丁を気に入って買うことがよくあります。 本棚がすでにいっぱいのため、気に入った姿の本だけ買うようにしています。

そんな選ばれる装画を描くのが夢です。 本の色や手触りは大切で、電子書籍にはない楽しみです。装画は最初に目に付く顔ですから、大切。

大阪の受講生11人による装画は、それぞれ個性が出ていて、悩んで悩んで出来上がった作品です。
仕上がりは、宮川和夫先生による装丁です。

本当に、どれもが書店に並んでいておかしくない出来栄えで素晴らしいです。

新型コロナウイルス騒ぎで外出しづらい折ではございますが、お時間がありましたらぜひお越しください。

第一回
 3月17日(火)〜22日(日)
 12時〜19時(最終日17時)
 ギャラリーDAZZLE (東京都港区北青山2−12−20)

第二回
 5月6日(水)〜11日(月)
 12時〜20時(最終日18時)
 イロリムラ (大阪市北区中崎1ー4−15)